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ここでは、教員が海洋研究開発機構(JAMSTEC)、産業技術研究所(AIST)、東京大学大気海洋研究所(AORI)、現職:日本大学文理学部で実施してきた研究についてまめています。

​(2022年現在、作成中)

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​再生可能エネルギーの予測

 太陽光や風力発電は変動性再生可能エネルギー(VRE)と呼ばれ、日々の天気に発電量が左右されます。従来は、電力需要(気温のみで予測)のみを精度よく予測できれば電力の需給バランスを保てたのですが、VREの導入量(全電源における比率)が増えると、日射量(太陽光)や風(風向・風速)を精度よく予測する必要があります。

 そこで、近年研究開発が進んでいる確率(アンサンブル)予測の活用することで、より精度よく、また電力の需給バランスを崩すような予測のおお外しをあらかじめ予見することができないか?と考えました。

 確率予測は日本の気象庁だけでなく世界各国の予報期間が全球のアンサンブル予測を実施しているため、複数予報期間のアンサンブル予測を利用することで予測のおお外しを検出できないか試みました。ここで使用した予測データは日・EU・アメリカ・イギリスの世界的に見ても予測精度の高い4つの予報期間を使用しました。

 その結果、日本のVRE予測に利用されている気象庁メソモデル(MSM)の予測のおお外しを数日前から90%の確率で事前予見ができました。ここで、予測のおお外しは年間の予測誤差の大きい順から上位5%(一月の1~2回程度)としています。

本研究の詳細は以下を参照してください。

産総研 「日本の日射量予測が大幅に外れる場合を検出する指標を考案」

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